エッセイ 死ないかぎり ノープロブレン 父も母も泣いていた。 兄弟たちも私を嫌い、 友人も皆、去った。 でも思う、 死なないかぎり ノープロブレン 入社して過労が続いた。絞りカスから、 エネルギーがさらに 吸い取られた。 まるでぬけがら。 でも思う、 死なないかぎり ノープロブ... 2023.02.22 エッセイ
エッセイ 無知であることの利益 老いて認知症になることに利益がある。 なぜ?辛い過去や、どうにもならない現実から救われる! 戦争は繰り返す。 なぜ?おぞまし戦争の記憶こそが抑止力になる。しかし大脳中枢にある長期記憶は、伝達可能な情報に変換できず、亡くなるとに地上から消える... 2023.02.22 エッセイ
エッセイ 日出ずる国の 宿命的な責任 数年前、来日したブータン国王は言われた、「震災の不幸からより強くたちなおる国がひとつあるとすれば、それは日本と日本国民である」。これは社交辞令ではなく、その通りだと私は思った。 日本列島は4つのプレートが衝突する上にあり、太古から地震や津波... 2023.02.22 エッセイ
エッセイ 老境で見つける幸せ 19世紀のドイツの詩人アイフェンドルフは、老夫婦を美しく詠った。 間もなく、眠りの時がくる。こちらにおいで。 この孤独の中で、私たちがはぐれてしまわないように しかし、寿命が延びて認知症になる老人が増えた現代をみて、彼はどのように老境をみる... 2023.02.16 エッセイ
エッセイ 憲法は国と国民の契約 憲法と国民との関係について、見てほしい映画があります。ダラボン監督、ジム・キャリー主演、2001年のアメリカ映画「マジェスティック」です。 ラブストーリーの展開ですが、主題は戦争と憲法です。戦争で命をかける意味や、憲法が契約であることをわか... 2023.02.16 エッセイ
エッセイ 将来を若者と考える 中学1年の時、担任の先生から言われた、「諸君の目の前に知の山がそびえている。山々が諸君を待っている。」幼心に闘争心が駆り立てられたのを記憶している。 しかし、近年様相が変わった。山々の頂は気が遠くなるほど高くなり、登山ルートは無数にある。若... 2023.02.16 エッセイ