終末期、一人称が複数いて混乱

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人生の最終章、自分らしい最後を願うが、難しい。厚労省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」では、「ケアチームと十分な話し合いを」とある。ある家族が「本人のリビングウイルを尊重して欲しい」と願い、家族が知る本人がいる。担当医から「本人は1割もないが、その1割を誰が守るのか。」二人目が登場する。長い間、介護にたずさわった者の思い入れも強く、別の本人が登場する。欧米ではリビングウイルを数十年前から法制化し、一人称を明確にしている。本人の意思を明瞭にするため、「推定する者を前もって定めて」とある。私が大学生の頃、父が「単なる延命は止めてくれ」と言った。あれは人生会議だった。私は父の意思に同意したが、5年後、その父が心筋梗塞で臨死期におちいった。担当医が「どこまで処置を希望しますか」に、私達は徹底した延命を依頼した。「まだ別れたくない」が家族の思いだった。本人の意思を最も知るはずの家族が、真逆を希望することを体験から知った。 重大な決定の際、戸惑い迷いつつ決める事が多い。生じるリスクの責任をとれるのは本人だけだ。本人の意思が守られるよう、法制度改革を希望する。

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