エッセイ

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身につけたい 「患者」の作法

長年、多くの患者に接してきて、患者が身につけておくべき作法があるのでと思ってきた。そして私自身が死にかける大病を患って、益々その認識を強くした。厳しい内容になるが、率直な意見を述べておきたい。「患者」の作法① 自分が死にゆく状態であっても、...
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人間らしい解決策:酒

何とか美酒を飲みたくて、次のように考えた。「月白く、風清し、この良夜を如何せん」(蘇東坡)。友人と語り合ってすごすか、湖にボートを浮かべて酒でも飲むか、このスバラシイ夜をどうすごしたらいいものか。スバラシイと認知するがゆえに、一層、大切にし...
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根本的な少子化対策

昨日(2023/6/14)、岸田総理の少子化対策に関する会見を聞いた。異次元のラストチャンスとまで言われるなら、この問題の根が深いことを認識してほしいと思った。その理由は以下に挙げる特に男性側にある疑問があるからだ。なぜ男性の精子の数が減っ...
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本来の私になっていく

若い世代で死因の 第1位は自殺だ。原因は様々だろうが、若者にとって、インターネットの影響は大きい。私達は何も知らないから、前に進めるのかもしれない。かつて結婚とは何か、知らないまま結婚した。振り返るに、知らなかったから結婚できた。検索すれば...
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宗教的理解ほしい医療現場

アカデミー賞を獲得した映画「ドライブマイカー」を観た。そして、題材となったチェーホフの「ワーニャ伯父さん」を読んでみた。主人公の「(生きるって)なんて辛いんだろう」の言葉に考えさせられた。これへの応答には数々あろうが、一例を私達はこの映画の...
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死ないかぎり ノープロブレン

父も母も泣いていた。兄弟たちも私を嫌い、友人も皆、去った。でも思う、死なないかぎりノープロブレン入社して過労が続いた。絞りカスから、エネルギーがさらに吸い取られた。まるでぬけがら。でも思う、死なないかぎりノープロブレン生きる夢があった。この...
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無知であることの利益

老いて認知症になることに利益がある。なぜ?辛い過去や、どうにもならない現実から救われる!戦争は繰り返す。なぜ?おぞまし戦争の記憶こそが抑止力になる。しかし大脳中枢にある長期記憶は、伝達可能な情報に変換できず、亡くなるとに地上から消える!出る...
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日出ずる国の 宿命的な責任

数年前、来日したブータン国王は言われた、「震災の不幸からより強くたちなおる国がひとつあるとすれば、それは日本と日本国民である」。これは社交辞令ではなく、その通りだと私は思った。日本列島は4つのプレートが衝突する上にあり、太古から地震や津波に...
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老境で見つける幸せ

19世紀のドイツの詩人アイフェンドルフは、老夫婦を美しく詠った。間もなく、眠りの時がくる。こちらにおいで。この孤独の中で、私たちがはぐれてしまわないようにしかし、寿命が延びて認知症になる老人が増えた現代をみて、彼はどのように老境をみるのだろ...
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憲法は国と国民の契約

憲法と国民との関係について、見てほしい映画があります。ダラボン監督、ジム・キャリー主演、2001年のアメリカ映画「マジェスティック」です。ラブストーリーの展開ですが、主題は戦争と憲法です。戦争で命をかける意味や、憲法が契約であることをわかり...