子供達に語れ明るい未来を

エッセイ

愛知の未来博が近づいている。今の時期、未来を考えることはとても重要だと思う。
かつて未来学という言葉があったが、最近ほとんど聞くことがない。確かに、 先のことを語るのは困難になりつつある。
中東紛争の行方、テロ、新型肺炎などのために、数ヶ月先を予想できないのだから、遠い先のことなど考えられるはずがない。
現代の我々大人は、目前にある数多くの問題のために、その先が見えないでいる。語りたくても語れないのだ。しかし、大人が子供達に未来を語らなかった時代が、かつてあっただろうか。
大人達のこうした変化に、子供達は敏感に将来の危うさを感じ取っている。 「なんとなく僕達には、未来がないような気がする。」こんな空気が、子供達の心に蔓延してはいないだろうか。野心や夢を消滅させ、その結果の一つに、学習意欲の低下もあるのではないだろうか。
もし、親が子供のために命を捨てることが出来るなら、ここは命がけで、明るい未来造りに取り組まねばいけない。
未来博で示される未来が、単なる空想ではなく、子供達に確かに明るいと感じさせる根拠があって欲しい。そのためにもまず我々自身が、そう確信するものにする必要がある。

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